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20年勤めた夢の国を脱サラして祖父の代から続く旅館を継ぐ!植木さん(44)

江戸前寿司集中特訓コース139期生が卒業、寿司職人への第一歩を踏み出しました!

2ヵ月間のコースを修了し寿司職人に求められる基本知識、技能を習得された「江戸前寿司集中特訓コース」第139期生15名が卒業式を迎えました。22歳~59歳、初めて包丁を持つ方から企業様から派遣頂いたプロ職人、さらには家業を継ぐために寿司の技術を学ぶ方、多種多様な経験をもつ受講生が共通して語るのは「一生涯の仲間を得たこと」。海外で開業を検討されている方、国内外の寿司店に就職する方、実家の旅館を継ぐ方、明日からの道は違えど、この仲間と寿司をキーワードに将来どこかで交わることを確信していらっしゃいました。



卒業生インタビュー

左から植木さん・眞榮城さん・大久保さんに、お話しを伺いました。

植木さん:超有名企業から転身、祖父の代から続く旅館を継ぐ!

愛らしいマウスキャラでおなじみの世界一有名なテーマパークを運営する企業に20年勤務していた植木さんは、1875年(明治8年)から妙高、燕温泉にて創業している旅館を継承することになった。

受け継ぐ伝統に何か付加価値を、と模索されていた折に、たまたまテレビでみた番組から「これだ!」と思い寿司を学ぶことに。曰く「ただ温泉に入って癒されて、だけではつまらない。美味しいものを食べて頂き記憶に残る宿を創っていきたい。」 自慢の山菜料理に新鮮な魚介を活かし、よりお客様に喜んで頂けるサービスをイメージされていた。

2ヵ月のコースを終えて今したいことは「家族に寿司の腕前を披露したい!」と微笑む植木さん。約150年間受けつがれている伝統にサービス業のプロの視点から植木さん流の味付けをして今以上の繁盛宿を創り上げ燕温泉の発展に貢献されることだろう。

旅館名は、『山の湯宿針村屋』冬はスキー、夏は湯治に登山に、妙高を訪れる際は是非!

眞榮城さん:来年、アルゼンチンにて店舗開業!

アルゼンチン生まれの眞榮城さんは15歳の時に留学で来日。以来、日本とアルゼンチンを行き来しながら主婦として暮らしていた。料理好きで腕前は玄人はだし、数年前より旦那様から「アルゼンチンで店舗を開こう」と後押しを受けていたがなかなか第一歩を踏み出せずにいた。

そんな中で南米各地の高級店からローカル店までを食べ歩き、遂に店を持つ決心を。昨年は1年間、今世界的に注目を集めるペルー料理を習い、今回、人気沸騰中の寿司を学んだ。

「この2ヵ月は大満足、しっかり基礎を教えてもらえたので、あとは経験を積めば様々な魚が捌ける自信がついた」という眞榮城さん、2019年に南米で流行っているペルー料理と和食をフュージョンしたNOBUスタイルのようなお店を出す計画だという。

さらに「将来は南米で和食の教育もしてみたい」と語る眞榮城さんのチャレンジは果てしなく続く!

大久保さん:プロ職人も目から鱗、現場で共有したい!

「日本大漁物語きじま」など多くの飲食店を手掛ける株式会社キシマさんの研修として受講された大久保さんは飲食のプロ。日中は東京すしアカデミーで学び、夕方からはお店に戻って働く2ヵ月を乗り切ったタフガイ。

そんな大久保さん、プロの職人としてもこの2ヵ月で様々な発見があったという。曰く「現場だと現実的に1~10までじっくりと教えることはできない。今まで、先輩の動きを見て覚え、無意識のうちにこなしていた工程のひとつひとつに合理的な意味があることを知り目から鱗が落ちた。

貴重な機会を与えてもらい会社には感謝、ここで自分が得たものを現場に還元できればと思う」。そしてこの2ヵ月、クラスの同期との触れ合いで改めて、料理をする楽しさを再発見、その新鮮な気持ちを現場でも伝えていきたいと目を輝かせていた。

大久保さんの料理が食べられるお店はこちら、お近くのお越しの折は是非!



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あなたは寿司の技術を何に活かしますか?その最終目標までの最短ルートをカウンセラーがお一人おひとりの状況に合わせてアドバイスいたします。

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