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飾り巻きに魅了された惣菜屋の3代目!人がやらないことを武器にする:吉永さん(34)

集中特訓コース142期卒業の吉永孝平さん(34)に東京すしアカデミーを受講した理由や卒業後の進路についてお話を聞きました。

編集部:吉永さんご卒業おめでとうございます。吉永さんが寿司職人に興味を持たれたきっかけを教えてください。

吉永さん:飾り巻きをインターネットで見てことがきっかけです。お花とか紋様っていうんですかね?金太郎飴みたいにどこを切っても同じ図柄になってるのをみて凄いなぁ。やってみたいなぁという気持ちが高まってきて。

編集部:集中特訓コースでは『飾り巻き寿司 技能3級認定講座』も含まれてましたよね?

吉永さん:そうですそうです。僕は別途申し込んで1級まで取得する予定です。2級はこの前とりました。

編集部:2級ではどんな絵柄を学びましたか?

吉永さん:電車みたいなやつと虎とか、4つの同じ形を重ねるやつとかあって、結構難しかったです(笑)

人と変わったことをするのが好き

編集部:緻密な作業がお好きなんですか?

吉永さん:人と変わったことをするのが好きで、飾り巻きって普通の巻物と違って珍しい形じゃないですか。

編集部:2ヶ月コースだと大阪校でも受けられますよね?熊本からだと大阪校っていう選択肢もあったと思うんですけどどうして東京校に決められたんですか?

吉永さん:東京だと築地っていう世界的にも有名な大きな市場があって見てみたいなって言うのがありました。どっち行くにしても遠いので、両方共遠いなら面白そうな方に行こうかなっていいうのはありました。

編集部:東京に引っ越してきて何か困ったことはありましたか?

吉永さん:住民票の移動の手続きがややこしかった事ぐらいですかね。シェアハウスを借りたので敷金礼金とかはアレ(かかりました)でしたけど、電気ガス水道の申し込みをしなくて良かったのは助かりました。

あと、荻窪に住んでたので学校へは丸ノ内線で一本で行けましたし、なんでも揃うので生活する上では便利でしたよ。

地産地消の惣菜屋で8年

編集部:吉永さんは8年間お惣菜のお仕事をしていたということですがこれはスーパーでのお仕事ですか?

吉永さん:工場で加工とかをして、道の駅みたいな直売所で販売する仕事でした。食材も地元である熊本のものでそろえて地産地消でやっていました。

編集部:どんなお惣菜をつくっていたんですか?

吉永さん:一年間通してサラダとか、白和えといった惣菜とか、時期的にお盆だったらお饅頭とか、お正月が近くなってくるとお餅がたくさん売れたりしました。

編集部:やっぱり食品のお仕事には興味があったんですか?

吉永さん:もともとは一般食品の方のお仕事をしていたんですけど、それから加工の方にも興味が出てきて、転職して自分で作る方の仕事をし始めたんです。

編集部:スーパーでお惣菜をやられていた方とか、料理人未満と言うか、料理人ではないんだけど調理はやってましたっていう経歴の方の受講が増えているような感じがします。

吉永さん:入口としてスーパーとかの調理だと仕事がしやすいですし、そういったところから本格的な調理技術に興味をもち始めるんじゃないですかね。アカデミーだと基礎から魚の捌き方を教えてくれるのでありがたいです。

編集部:包丁は前のお仕事でも触られてたのですか?

吉永さん:はい。仕込みの準備とか、軽作業みたいなことはしていました。でも魚の取り扱いは無かったので魚はこの学校に入って初めて捌きました。予想以上に難しかったです(笑)楽しくはありましたけど。

編集部:うちの学校って授業が始まる前の朝とか、授業終わりの17時までとか教室で自習ができますけど活用されましたか?

吉永さん:はい。めいっぱい(笑)朝早くからから放課後もギリギリ5時までやらせてもらいました。自習時間も先生に立ち会ってもらえたので本当に助かってずっといさせてもらいました。

やっぱり自分ひとりじゃわからなくても先生とか、一緒にやっている友達とかクラスの仲間とかに聞けるので1人でやるより勉強になりましたね。

実家の惣菜屋で寿司を披露したい

編集部:吉永さんは将来的にはご実家を継がれるんですか?

吉永さん:はい。実家は惣菜屋をやっているんですけど地元に帰ってお寿司ができたらなと思っています。

編集部:お店の歴史は結構長いんですか?

吉永さん:もう30年くらい営業しています。母方のおばあちゃんたちが立ち上げたお店です。天草は海が近いので地元の魚を使えたら良いなって思っているんですが。

編集部:卒業後はご実家に戻られてすぐにお手伝いを始めるんですか?

吉永さん:しばらくは外の世界を見て回りたいと思っています。で、年末は実家が忙しくなるのでそれまでに戻れたらと考えています。

編集部:お寿司はどんな形で提供しようと思ってるんですか?

吉永さん:飾り巻きとか、巻き物を季節のイベント毎にアピールできたらなと思っています。あと、道の駅に出店しているお店で集まってデパートとかの販売会に参加したりも結構あるんです。

編集部:じゃあ飾り巻きがあると目を引きますよね。

吉永さん:中々他の人がやらないから武器になるんじゃないかなと。

編集部:手間かかりますもんね。

吉永さん:一個一個作ってる分には割が合わないんですけどね(笑)

編集部:そうですよね(笑)まぁ、でも今はお写真の時代じゃないですか。華やかな料理を作ることに広告効果がありますからね。

吉永さん:そうですよね。

編集部:今、アカデミーへ入学しようかどうしようか悩んでいる方たちに何かコメントをいただけないでしょうか。

吉永さん:そうですねぇ。悩んだらとりあえず体験会においでよって言いたいですね。僕も入学前にお話をさせてもらって、握りの体験をやらせてもらいました。やっぱり写真とかネット見るだけだと分からないこともあるので直接来て感じてもらうのが良いんじゃないですかね。

編集部:生徒さん同士では飲みには行かれるんですか?

吉永さん:すぐそこに『およよ』っていう居酒屋があるじゃないですか?あそこでほぼ毎週やりましたね(笑)一昨日はお昼をおよよで食べて、夜もじゃあ行きましょうってことでほとんど飲んでましたね。

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