卒業生の声 竹中 聡さん(イギリス) Vol.2 旧ディプロマコース

 

■竹中さんの卒業後の活躍についてお話しを伺いました。インタビューパート②

 

—ヨーロッパの仕入について、ロンドンとパリの魚の仕入れ状況はいかがですか? —

 

おそらくパリの方が入りやすいとはよく言われます。

フランスで日本食屋をしている友人もそのように言っていましたね。

 

やはりパリに比べてロンドンは魚を生で食べる習慣がないからでしょうか。

食べるとしても、カラ、サーモン、ホット、タラ、カレイ、ニシンくらいしか食べません。

 

そこで現在イギリス政府のキャンペーンでもっと色々な種類の魚を食べよう!というキャンペーンをしており タイミング的にお寿司をオススメしやすい状況でもあります。

 

 

— 現地の方の好みの魚はどのような魚でしょうか?—

 

マグロも食べるには食べますが、普通の方はあまり食べないですね。

普通の方が良く食べるのはサーモン、コルトですね。

また、サバはロンドンの方がおいしいと思います。

寿司以外ではフィッシュ&チップス以外にお魚は食べる習慣があまりないので、種類を食べる時はお寿司という感じだと思います。

 

 

— イギリスでの各魚の値段は?—

 

サバはノルウェー産で、1kg6ポンド(約900円)程です。

サーモンよりも少し安いくらいの価格です。

 

マグロは1kg50ポンド(約7000円)程。

そんなに良いマグロではないですね。

なので、100g5ポンドくらいで購入し、切り身を握るような感じですね。

 

握りだけでは現地の方を満足させられないです、巻物などとも組み合わせて充実させる必要がありますね。

 

 

— お客様が満足する寿司の量は?—

 

ケータリングの際に5人くらいのお客さんの時は、巻物だけで米が500g、握りで500gを炊いて出したので

合計1kgのお米を使いました。さらにそれで足りなかったので、チキンやベーコンなどを焼いて、サラダを作り

そしてデザートをつけるというような量をだしました。

お客様はそれに加えて、ビールやワインなども飲んでいてそれでちょうど満足していただける量かなというところでしたね。

 

どうしてもコース料理のようなメニューになってしまいますね。

なので、先に巻物を出してお腹を膨らませてもらい握りで徐々に満腹に近づいてもらうようにしていますね。

 

 

— 前菜・オードブルとしての握り寿司?—

 

どちらかというとお寿司はアペタイザー(前菜)のようなものですよね。

握り寿司ばかり量を食べるわけではないので、たとえばホームパーティでも巻物出して握りをだしたあとは

メインのお肉を出さないと収まりがつかないですね。

寿司だけだと、パーティの前のオードブルになってしまうんです。

高級店などはそのようなスタイルがほとんどですね。

 

なので、ホームパーティでも一人で対応するのが大変なので、もう一人くらいいないと難しいですね。

 

ランチタイムのテイクアウトでも、お寿司だけというよりも総合日本食という感じで、うどんやサラダや天ぷらなど

のメニューも置いてありますね。

やはり、現地の人にとってはお寿司はあっさりしているのでお寿司だけでは満足しない部分があるのだと思います。

 

 

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